BJO2016

デューク・エリントンに因んだ、いい曲無いかな?と探していて見つかったのが、チャールス・ミンガスの"Duke Ellington's Sound of Love" です。

2016年のBJOの選曲はここから始まりました。

また、BJOは始まって以来、「とんがった選曲」を売りにしてきましたが、去年位からその傾向も軟化し始めて、「誰が聴いても楽しめる」という要素も加わり、そこで白刃の矢が立ったのがヘンリー・マンシーニ。


2016年は、この2人の作品を中心に演奏します。


チャールス・ミンガスについては、ミンガス・ビッグ・バンドの楽譜がHal Leonardから出版されているのを発見して、次の4曲を選びました。

  • Haitian Fight Song
  • Fables of Faubus
  • Duke Ellington's Sound of Love
  • Love Chant

どの曲も耳に馴染みのない自信がありますが、力強さ、不思議系、怒り、美しさ、快活さ等々、魅力的な作品たちです。

Duke Ellington's Sound of Loveについては、おそらくLush Lifeが下敷きになっているのかな。Lush Lifeのメロディを知っているとまた楽しめます。


ヘンリー・マンシーニについては、その名前を知らなくても、ピンク・パンサー、ムーン・リバーと聞けばピンと来るでしょう。映画音楽家としてあまりにも有名なお方です。

BJOでは2014年に演奏した "The Pink Panther"を再度取り上げますが、当時は小編成版でしたが、その後フルバンド版が出版されたので、そちらの楽譜を使います。

  • Peter Gun
  • The Pink Panther
  • Days of Wine and Roses
  • Moon River

といった感じで、名曲の数々をお楽しみいただけます。


知っている曲、知らない曲、楽しい曲、スリリングな曲、難解な曲、 色々な曲を、大編成ビッグバンドの迫力のサウンドでお楽しみいただければと思います。


2016年の公演予定はコチラから!

1コメント

  • 1000 / 1000

  • Norihiko

    2016.04.12 03:06

    どーも、お初です。 選曲のバランスは常に悩むところですね。 ゴリゴリなのばっかりでも理解されないし、耳馴染みなのもジャズの裾野を広げるためには必要ですし。 今年はいつもよりスタートが遅めですが、どんな1年になりますかねぇ…